今週話しておきたいゲームなどのこと(2020年12月12日号)~長年見てきたYoutuberから離れた理由~
一週間で気になったゲームの話題と、それ以外で日々私が感じていることを書き連ねていく連載コーナーです。あと3回!
PS5を日本で売る気はないようです
2020年では一番の大作と言われてきた「サイバーパンク2077」が発売となりました。私のプレイするジャンルとは外れていますのでそれほど積極的に情報を集めているわけではありませんが、評判もなかなかいいようですね。
この作品は無料アップグレードによりPS5にも対応するとのことですが、その肝心のPS5の販売台数を見ると、日本ではなかなか厳しい状況になっていることが判明しています。
初週売上が11.8万台とPS4を大幅に下回ったことはこのブログでもお伝えしましたが、その後は週あたり4万台で推移し続け、先週はついに1.1万台。(いずれもファミ通調べ)
SIEの社長は、これまで通り日本は重要な市場だと言い続けていますが(Engadget)、数字は嘘を付きませんよね。少なくともローンチ初期であり年末商戦であるこの時期にこの数字では、日本の市場が重要視されていないことは明らかでしょう。
日本国内におけるPS5ソフトの推計売上から計算して、「出荷数の多くが転売屋に渡っているのではないか」と推測するファンもいます。実際のところは、「先に本体だけでも欲しい」というファンもいるでしょうから必ずしもそうではないと思いますが、期待に応えられていないのは事実でしょう。
私としては、こんなことをしているうちにローンチ当初の熱気が冷め、「買わなくてもいいや」と感じてしまう人が増えてくるのではないかと危惧しています。
PS4の国内ソフト売上ランキングを見ると、100万本を超えているのは実は、「モンスターハンターワールド」「ドラゴンクエスト11」「ファイナルファンタジー15」だけなんですよね。(ファミ通調べ)
こんなデータがあると日本が重視されない理由も分からんでもないですし、Nintendo Switchの勢いに勝つのは難しいのかもしれませんが、「最初から勝負する気がないように見える」のだけはなんとかならんかなあと思います。
【今週のコラム】視線の変化
数年にわたって見続けているYoutuberさんがいます。
その方が最近、別のプラットフォームで生配信をしながら、それを編集した動画をYoutubeで公開するというスタイルを取り始めました。
始めは「ああそうなんだー」と思ってそれまで通り編集されたほうの動画を見ていたのですが、だんだん違和感が出てきたんです。いろいろ考えた結果、
「今までは視聴者を見てくれていたけど、公開収録だとコメント欄を見ている。」
ということなんだろうという結論に達しました。「ライブDVDを見ているような感覚」と言えば理解していただけるでしょうか。
Youtuberさんからすれば、これまで裏でやっていたことを公開でやればお金になりますし、リアルタイムなやり取りが楽しいのかもしれません。
ただ私にしてみれば、判断基準はあくまで編集された動画のほうなわけで。長く見続けてきた分、ちょっとした変化が気になってしまうんでしょうね。視聴者心理というのは難しいものです。
今後なにかのきっかけで復帰するかもしれませんし、このまま見なくなるのかもしれません。どちらにせよ、好きで応援してきた方なので、これからも頑張ってほしいという思いだけは持ち続けていきたいと思っています。